当社は創業以来30余年の間、「大工の腕で差が出る」といわれる無垢の木を使った住宅を数多く手がけてきました。

近年、無垢のままの自然の木を使った住宅が注目を浴び、

「無垢の木を使って柱や梁をそのまま見せる家をつくりたい」

とお考えになるお客さまが増えています。

ところが「無垢の木を使った家づくり」を手がけられる腕を持った大工さんは、かなり減ってしまっているのが現状なのです。

昔の住宅では、無垢の木を使うことは珍しいことではありませんでしたので、その土地の風土を考え、そこに住む人に合わせて最適な木材を選び、柱を立て、梁を組み合わせる、大工さんがそんな技術を持っているのは当然でした。

ところが最近は、コンピューターで木材をカットするのが主流となり、自分でのこぎりや鉋（かんな）を使うことなく大工仕事ができるようになりました。そのおかげで手間をかけずに家が建つようになったのですが、逆に大工に必要な技術が衰えてしまったのです。

その点、無垢の木を使った住宅を数多く手がけてきた当社には、こうした大工本来の技術が脈々と受け継がれています。現代の大工がなくしてしまった「匠の技術」が、当社にはまだ息づいているのです。 

そして当社が持つこの技術をいかして、

「子どもが安心して暮らせる家づくり」

をご提供したい考えています。

阪神淡路大震災や新潟県中越地震などの大地震では、家屋の倒壊が相次ぎ、子供さんを含めた多くの命が失われました。子どもさんの成長を見守るべき家屋が、大切な子どもさんの命を奪ってしまったのです。

こうしたことは決してあってはならないと我々は考えます。 

当社が持つ技術をいかして、地震がきてもビクともしない丈夫な家をつくりたい。子供さんが安心して暮らせる家を一人でも多くの方にお届けしたい、そんな風に考えています。

どの親御さんもが心から望まれている、「かわいい我が子が、安心して暮らせる幸せな家づくり」のお手伝いをさせていただきたいのです。